創作

【創作・執筆】商業ベースの小説の書き方について探る

今回は『ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役ラノベ作家による本音ダダ漏れ指南書』という本から影響を受けた、商業小説の書き方について書いていこうと思う。

投稿日時点ではkindle unlimitedに加入している本で、購入(電子書籍のみ)しても350円とお値打ちだ。

ちなみに自分の『カクヨム』はこちら

高尚な理屈・意見を掲げる作家志望は作家になれない

なれない、は言いすぎかも。ただし、限りなくなりづらい。

良いものが必ず売れるとは限らない!

と、どこかのラーメンハゲみたいなことをこの本の作者は言っているわけね。

血みどろのレッドオーシャンと化した現在の娯楽市場では、自分の書きたいものを書いて売れるほど甘くはない。

書きたいもの(良いもの)を作れば評価されるなんていうのは、市場を知らない作家の傲慢と怠惰だと切り捨てている。

ゴミみたいな作品が売れる時代

挑発ではなく事実。

どう考えても内容が薄っぺらいし、文章は下手。作者の作家としての気概も感じられないし、どっかで見たことのある作風。

書い人自身はなにも感じない作品がランキングなどで好成績を取ったりするのはもはやよくあること。

どうしてなんだろう? 次項に続く。

読者と同じ目線に立って書く

一般的に想定される読者は、そこまで高尚な作品を求めているわけではないはずだ。

想定読者の大半は小説の執筆経験なんてほぼ無いだろうし、わけのわからないなんとなく高尚そうな作品にお金を支払うくらいだったら、安定感のある出版社からもプッシュされている作品を買うだろうな(多少テンプレ気味でも)。

どうしても読者を馬鹿にするような言い方になってしまうけど、読者が求めている作品を冷静になって考えれば考えるほど、執筆難易度の高い作品(だけ)が売れるわけではないことはよく分かる。

ファンもアンチも多くて結構。特にアンチ

賛否両論、万歳!

アンチ(否定的な読者層)が多いというのは、それだけ話題がある証拠。

誰かからお叱りを受けることを恐れて(倫理的な問題などは例外的にダメだけど)、無難すぎる文章を書くのは作家としては問題だろうな。

自分も学校時代に手ひどいいじめを受けて、『怒られない(注目されない)』文章・文体、あるいは考え方を身に着けすぎたのかもしれない。

リアルだと問題が起きやすい伝え方をしても、Web小説や単に出版されるだけではせいぜいひどいアンチがつく程度なのは目に見えている。

でも、その程度なんだよなー。

ただ、アンチの声をスルーするかネタにできるくらいの強いメンタル(精神)構造を持っておくのは重要だと思う。

まずは、重ねて賛否両論を食らいそうな作品を書こう

批判の声が一切上がらない作品はなんだと思う?

自分は知っているよ。今までさんざん書いてきたもの。

そう、一切感想がつかない作品だ。

読者は無難な作品なんて求めていない。

一周回って、叩きたいだけにお金を出して買う層までいるだろうな。

ただ、倫理的な問題を含む作品はやはり問題あり。好きになれないし、出版されるべきでもないのだろうけど。

それ以外なら読者を楽しませるために何でもやろう! という気持ち・気概が大事。

作風を大きく2つに分けて書く(文学と商業)

どうしても商業ベース以外で書きたい作品がある人向けの作風2種↓

(というか、自分・書い人はこうしている、というだけだけど)

この分け方は、文学作家商業作家の2つになる。

要するに、

自分が書きたい作品を思うがままに書く作風(文学作家)と、

(今までさんざん話した)商業ベースで売れる作風の作品を書く商業作家の両方を書く、ということ。

二重に執筆するわけだから(主に時間などの)負担は増すけど、個人的には楽しい生き方だと思う。

まとめ 読者を喜ばせた作品が評価される

文学的にも、そうなのかもな。

時代を見るに、最初は大衆文学とされて馬鹿にされていたものが、今ではなにやら高尚な文学作品として見られるということすらあるはず。

そのうちSAO(ソードアート・オンライン)辺りも文学として受け入れられる時代が来るんじゃないのかな。文章、まともだし(書い人は好きです)。

商業の荒波に乗りたい作家志望者は、とにかく無難な作品を書くな! とは伝えておきたい(自分みたいになるぞ)。

商業ベースの自分の作品(未公開)では、あれこれ批判を浴びそうなアンチウマーで賛否両論を受けそうな作品を書いている途中。

それでも、まだまだ実力不足を痛感している。

純粋な文学として美しい! と心から思える作品と、売れ線に乗っかった商業ベースの作品。

前者は文学の高みを目指すという意味で楽しく、後者はビジネス的な側面から文学(小説執筆)の高みを目指すという意味で楽しい。

いずれにせよ楽しいんだな。器用で良かった。

いわゆる文学派! 的なのをけっこう書いてきたつもりだから、ちょっとそれに飽きてきたというのも追い風になったかな。

以上!


ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役ラノベ作家による本音ダダ漏れ指南書