世の中には様々な障がいがあるけど、目に見えない障がいというのがある。
精神障がい・発達障がいといったものだ(ちなみに自分、書い人も精神の統合失調症の診断を受けている)。
障がい1つ1つについてここで語ることはせず、向き合い方について探っていく記事にしたい。
「障がいとどう向き合えばいいの……」と思っている当人や家族、周囲の支援者などの参考になれば幸い。
目に映らない障がいは厄介
耳が聞こえなかったり、目が見えなかったりする人ははっきりそういうものだとわかるから、具体的な対処はまだしやすいのかもしれない(決して楽ではないだろうけど)。
精神障がい・発達障がいはすぐにそうとはわからず、症状なども様々であるため、健常者が対処するのはかなり大変なことになる。
どれだけ訓練してもできない場合もある
例えば、目が全く見えない人をいくら叱咤激励(しったげきれい)しようが、本人が頑張ってみようが、目が見えるようになるようにはならない。
精神障がい・発達障がいもそれと同じで、訓練でどうにかなるものではない部分がある(それが全てというわけではないが)。
人生を健常者として生きる才能がないともいえる。
重要なのは障がいであると自覚し、それに沿った人生プラン(計画)をしっかりと考えることだと思う。
幸せなんて本人の捉え方・考え方次第で決まるので、障がいがあるから不幸というのは甘えだとも思う。
ボーダー(ギリギリ健常者かそうでないか辺りの人)
当人に自覚がない場合はさらに大変。
例えば、自分の父がそれだと思っている。
父は、仕事はちゃんとできているんだけど(会社を30年くらい経営している)、興味のない分野が致命的に理解できていない。
オンライン、という言葉すら全く分かっていなかったり(語彙力が壊滅的)、家庭のことならお湯を沸かすための火さえつけられない、などがある。
コミュニケーション能力も、少し気を抜くと(やはり家庭内だと)無関心さからくる無神経な言動が多くなる。
あまり具体的には言いたくないが、自分は非常に腹立たしさを感じることが多い。
非常に幼稚であり、社長だから父親だからということで無条件に偉そうにしているべきもの、などと言った考え方が露骨にあると推測している(稼いでいる以外には何もにしていないレベルだが)。
自分は基本的に、会話を噛み合わせようとはせず、介護する気分で話している。
ある程度は手放す(諦め)、前向きに捉えて生きる
健常者ではない人を、健常者扱いするのが、土台無理な話。
できないことはできないんだと理解し、治そうとするよりも誰かに助けてもらったり、長所を見つけてそれを伸ばすことを重要視する考え方が大事なのだろう。
特に年齢の若い障がい者は、自分が障がい者であることをはっきり自覚しないとこの先、長い間辛くなるとも思うし、周囲にも大きな迷惑を(自覚・無自覚問わず)かけることになるだろう。
重要なのは、障がいを持っていようがいまいが、幸せに生きること。
そのために、いろいろ努力していこうね。
以上!