どうも、アマチュア作家歴14~15年。書い人(かいと)だよ。
今回は自分の書きかけの小説のあらすじなどを晒してみる。
自分は主にカクヨムで活動しているけど、小説は気軽なぶん失敗作を書いてしまう確率が高いように思う。
公開・未公開を含め、作家志望の方に少しでも役に立てば幸いだ(半分は反面教師的に)。
Contents
『せんそう!』 シリーズ
どんなふざけたタイトルだよ、ていうか誰も名付けていなかったのでアマチュアながら勝手にほんわか(?)四コマ漫画風タイトルにしてみた。
軍事小説(ライトノベル)になるよ。
最初の想定としては、
1巻→架空の惑星の『中東』にある二国、『カイット共和国』(!)が『ジハラ国』の侵攻を受け、防衛戦争をする(『カイット・ジハラ戦争』)。
この時点では国名や固有名詞が徹底的に伏せられており、巻を重ねるごとにだんだん固有名詞や設定などが明かされていく……、という個人的にはかなり面白いと思ってる仕掛けになる予定だった。
2巻→カイット共和国の北にある独裁軍事国家『パルーデ』がカイットを含めた中東各国に侵略戦争を仕掛け、最終的には核兵器が戦場で炸裂する。
未曾有の危機に、防空要塞のある少女の少佐と、以前戦争をした国境警備隊の若き少佐(少年)が手を組んで首都の制圧作戦に出る(『パルーデ争乱』)。
アイデアだけで具体的な執筆方法が枯渇(こかつ)したので、作中でも思い出話くらいにしておこうかなー、とかヒヨっている。
3巻→『防空要塞の華麗なる日々!?』
あらすじ↓
『防空要塞(ぼうくうようさい)』。中東の小国、カイット国の北西部の山脈に位置する要塞で、同時に約1万名からなる特殊部隊でもある。
射程500キロの地対空ミサイル(SAM)を数百発保有し、陸空の部隊が駐屯している。
これはそんな『要塞』の兵士たちの華麗なる(?)日常や訓練の記録である。
カクヨムで初めて掲載した作品だったかな? 世に出した『せんそう!』シリーズもこれが初か。
アイデアなどが尽きて停滞中。
『ちょっと変わった軍隊の日常もの』を描きたかったが、知識が足りなさすぎるのでもっと努力すべき。
4巻→ブラック国家、ジハラ
ブラックだと黒人規制に引っかかるのかな? 改題するかも。
ブラック企業の国家版、ジハラの暗黒めいた日々を送る1巻や2巻に登場する少年少佐(今回で大佐に昇進)が主人公。
ジハラのトップ層の近籍である少年大佐は、昨今の国民の反政府的な動きを取り締まるための『治安維持部隊』のトップに就任することになる。
半ばコネで強制。
少人数の特殊部隊と、強大な国家権力を駆使し、ジハラの内敵を封じ込めたり撃滅していくが、当人はあまり心地良いものではない様子。
ほぼ序盤とアイデアだけ。
アクション・サスペンスとか、ドラマの『24』みたいな感じになればいいかとか思っているが、ほぼイメージ。
書ききる実力は(今は)ないと思う。
スパイシー・ユニオン
『とびっきりスパイシーな海洋・航海冒険譚!!』と銘打った、大作になる予定の作品。
世界最大・最強の『同盟』と『軍艦』を用いて、世界最大・最強の二大国が『ある作戦』遂行する。
目標は南の島国たちにさらに南の大陸への橋頭堡(きょうとうほ、あしがかり)を作ること!
さまざまな思惑(おもわく)が渦巻く艦内で、国家や組織、個人が目標を果たすべくそれぞれの登場人物が動き出す!!
その作戦の名は……。
軍艦および作戦名はそのまま『スパイシー・ユニオン』なのだが、作者の雰囲気作りでのために本編では徹底的に書かれていない(作中では『軍艦』や『同盟作戦』などと書いている)。
カクヨム版では、登場人物の名前を描くことなく群像劇として話が複雑に絡み合っていく……、というのを目指していたが、やっぱり書く実力が足りなかった。
別枠で、年老いた魔法使いとその弟子の少年少女たちを主軸に据えて話を書きかけていたりもする。
ワールズエンド・ダンスホール
SFロボットアクション(半分くらいポストアポカリプス?)になるよ。
核戦争で『地下世界』で生きるようになった人類が、それでも利権や資源確保で争い合う話。
『バリアブル』という人型(例外あり)兵器を駆ることになったPMC要員(民間軍会社のオペレーター。要するに傭兵)のシンがいろいろな戦争に身を投じていく話。
1番の特徴としてはいわゆる『地の文(台詞以外の文章)』だけで物語・文章が構成されていること。
登場人物が多くなるので、もういっそ台詞も地の文で説明してよくね? とか思って極振りした感じ。
うーんピーキー。ちなみに序盤の短編を今年の電撃小説大賞に送ったが、1次審査で落ちた。
物語後半ではバリアブル2.0という新兵器が登場し、一気にSF感が増す予定だが、書くのか? 書けるのか?
『チートで無双で最強職!?』シリーズ
『小説家になろう』に掲載している。
惑星全てを防衛し破壊しうるチート能力を持った3人組があれこれする話。
けっこう雑多に書ける(ジャンル)ポテンシャルはあると思う。
0(ゼロ)編をそのまま『チートで無双で最強職!?』のタイトルで例の『ワールズエンド・ダンスホール』と共に電撃小説大賞に送ったが、こちらも一次落ち。
残念。リライトしたい。
今は登場人物のチート3人組と専用の『大学校』が舞台の学園ものを書きかけている。
アクションもいいけど、あいつらって普段どんな人生送ってんだよ!? と思ったのがきっかけ。
漫画でイメージすると『銀魂』のような『ハヤテのごとく!』のような……、なんかとにかくバラエティに富んだ雑多に続けられそうな話。
今の自分には無理だけどな!
長い話が書けるようになりたい……。
超速変形サンゼリオン
おおむね、SFアクション。
暴走した(主に軍事用)AIのせいで人口が激減した近未来の惑星(地球かどうかは特に決めていない)。
アンドロイドのサンゼリオン(サン)は開発者の孫の少女(ルージュ・フランソワ)の手により長い眠りから起こされ、その高い戦闘・指揮能力で人類の希望の光となっていく。
わりと正統派のSFライトノベル作品だが、まだまだ見通しが甘いというか、どう書けばいいのかはわかっていない。
3万字前後くらい書いて、停滞中。
ムーンライト・パイレーツ
1960~70年代くらいがイメージで、架空の惑星。
月を含む、人類の住んでいる惑星のその他衛星などに『竜族(ドラゴン)』が住んでいるというファンタジックな世界観。
ときどき人類に介入し、大規模戦争などを回避させてきた竜族だが、核兵器などを持ち増長するようになった人類の大派閥『国連』が反『国連』組織を弾圧し、竜族にまで戦争を仕掛けようとする。
『国連』は反対勢力を全て『賊(ぞく)』と断定するが、対抗組織がないわけではなかった。
『ムーンライト海賊団』もそんな1つの反『国連』組織。
恋だったり魔法だったり戦争だったり、いろいろ出てくる(予定)。
書い人(かいと)版『ONE PIECE』(強引にまとめんなや)。
アナザー・ルーラー
略すと下品な言葉になるので、略すな危険。
改題するか考えているけど、シンプルだし悪くないかなー。略称だけが微妙。
あらすじはこんな感じ↓
『邪悪な隕石(エビル・メテオ)』と呼ばれる巨大隕石がアメリカ大陸の中心部に落下し、人類に多大な損害を与えた。
その後、人類の中で極稀に特殊な能力を持って生まれてくる子どもたちが出てくるようになり、それは『アナザー・ルーラー(ルーラー)』と呼ばれた。
ルーラーは莫大なエネルギー供給や、電子機器への直接リンクその他、主に軍事利用の面でひどく優れた力を持っていた。
壊滅しかけた各国はこぞってルーラーを囲い、戦争を行うことになる。
個人が要塞みたいな能力を持ってしまう世界観かな。
ライトノベルの『ヘヴィーオブジェクト』の『エリート』(主役兵器のパイロットたち)あたりの設定から影響を受けていそう。
Junk Wars(ジャンク・ウォーズ、JW)
時代は少しだけ未来。
アフリカ大陸っぽい感じの国家(架空の惑星かな?)で、国境紛争・戦争が頻発している半分社会主義的な国。
戦場跡でのジャンク品の回収(ジャンク屋)やその他PMC(傭兵)的な『なんでも屋』をしているジャンとカルーノなどがいろいろな仕事をしていく話。
まだ1万2000字ほどで、書き始めたのは1ヶ月弱前、推敲(すいこう。読み直し・書き直し)しつつ執筆中。
できれば今回のガガガ文庫の小学館ライトノベル大賞に間に合わせたかったが、無理と悟る。
けっこう乾いた作風を目指している。
まとめ 他にもあるけど、この辺で
他にも『虎の子(!)』と言えるような高執筆難易度の作品や、面白いのかどうかわからないけど、とりあえずユニークなカードゲーム小説とかがある。
完成している作品は短編だけなので、これからは長編の完成を視野にというか目標にして頑張っていきたい。
以上!