どうも、今日も元気に統合失調症、書い人だよ。
数年前まではダメダメだったし(認知機能が落ちて勉強などができず)、さらに前は幻聴の嵐でひどい目にあったけど、今ではかなり調子が戻り幻聴なんてどこ吹く風(一切聞こえません)、勉強やその他活動を積極的に行っているよ。
こういう状態を寛解(かんかい)と言う。
この言葉の細かい定義はさておくとして、統合失調症としては一番軽いレベルなんじゃないのかな。
あくまで現在は、というだけで過去はひどかったし、未来でも再発というかまたひどくなる可能性はあります。
今も精神病で苦しんでいる人がたくさんいる
詳しく言うのは避けるけど、自分の近くにも同じく統合失調症の人が居る。
こちらの方は頓服(とんぷく、決められた時間外に追加で飲む薬のことを指す)も飲んでいるし、調子が悪いなんて日常茶飯事(ちなみに書い人は朝と夕方に同じ薬を1錠ずつ、午後7時あたりに就寝前の薬を3錠、計1日5錠を飲んでいます。分量はかなり少なめらしい)。
それでも就職活動をするなど頑張っている。
他にも統合失調症ブロガーというのも居て(←他人事みたいに書いているけど、お前もだぞ?)、それぞれに苦しみを抱えている。
具体的にどう辛いのか?(経験談など)
まず、認知機能が落ちる(勉強などができなくなる)。
自分はほぼなかったけど、『世界中から監視されている!!』などと被害妄想に取り憑かれるなどがある。
あとは、幻聴・幻視(幻覚)の症状など。
その苦しみから、鬱(うつ)などを併発する場合もあるだろう。
自分の場合は頭の中で延々と工事の轟音・騒音が鳴っているような様々な幻聴が聞こえていた。
冷静に考えるどころじゃなく、辛かった。
それでも気丈に振る舞い、頑張ろうとして余計に壊れた感じ。
さっさと精神科に行けよ、と今にして思う。
幻聴と合わせて『(絶対に)誰にも相談してはいけない』、『誰かに頼ってはいけない』という気持ちを極大に増幅されていた気もする。
厄介な病気だよ、ホント。
シンプルに認知機能が落ちる(≒頭が悪くなる)、勉強ができなくなるのも勉強好きの自分にとっては辛かった。
今は高校レベルの基礎や、大学1・2年生レベル向けのブルーバックスの新書を読むなどができるようにまで回復している(後者はまだまだ、ちんぷんかんぷんだけど)。
病気になって良かったこと
良くも悪くも、普通の生き方というレールから完全に外れた。
これにより、普通じゃないチャレンジャー人生を歩むことに全く抵抗がなくなった。
背水の陣といえばそうなのだけれど。
元々が強い人だからね、書い人は。
基本的な能力値が高めだし、統合失調症は丁度いいハンデくらいに思っている。
あとは障害年金が貰えるというのは大きい。自分は2級(軽い方から3級~1級まであります)。
年間78万円ほど貰え、バスや地下鉄も市内なら無料(札幌市在住。まあ、ほぼ通院にしか使っていないのだけれど)で、精神科の診察料金などは保険で1割の負担額で済んでいる。
ありがたすぎるな。
自立できるようになるまでの繋ぎとしては十分だと思う。
今辛い人に贈る言葉
頑張りすぎなくて良い。
病気なのは事実だし、できる範囲で頑張ろう。
辛かったら十分休んで。
決して、無理は禁物。
ちゃんと休もう。
どうしようもないことってあるよね。
でも生きているし、苦しいのは懸命に戦っている証拠だと思うよ。
無駄に思える日やそういった日がずっと続くこともある。
辛すぎる日々(毎日)もある。
治るかどうかはわからないし、ちょっとした症状の浮き沈みに一喜一憂するのにも疲れるだろう。
最後に 自分の今後の展開とか
個人的にはもっと勉強ができるようになりたいのだが、まだ症状が若干続いているのか、頭がそこそこふわふわしている(元から思っていたほど頭が良くない説もある)。
抽象概念の理解(具体化?)がやや苦手になった気がするなあ。
昔と比べるのは難しい(あまり覚えていないのと、そこまでの難問に当たるようになる前に病気になった)ので、これからのリカバリー(治癒・ちゆ)などに期待するしかない。
ほどほどに生きていくよ。
病気の自覚は持ちつつ、頑張ろう。
以上!